広島県の野営・車中泊地
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広島県の車中泊・キャンプ事情
広島県は瀬戸内海の豊かな島々、芸北の高原地帯、太田川・三次の清流渓谷と、多様な自然環境を持つキャンプ大県。国営備北丘陵公園(庄原市)のキャンプ場は日本オートキャンプ協会の「五つ星」認定を受けた高規格キャンプ場として全国的に知られ、整備された設備と豊かな自然が高く評価されている。中国山地の山懐に抱かれた大自然の中で、施設の充実した快適なキャンプが楽しめる。
瀬戸内海側では、安芸灘とびしま海道でつながる下蒲刈島(呉市)が特別な体験を提供する。橋で陸続きになっても離島の雰囲気が残るこの島では、瀬戸内海の多島美を背景にした海際キャンプが楽しめる。古民家を活用したコテージとの組み合わせも独特の旅のスタイルを演出し、牡蠣・穴子など瀬戸内の海産物と組み合わせた食の楽しみも充実している。
山のフィールドでは、太田川の源流域に位置する芸北高原エリアが魅力的。清らかな空気と豊かなブナ林に囲まれたキャンプ場が点在し、渓流釣りや山岳ハイキングとの組み合わせが人気。三次市周辺は盆地特有の霧が発生しやすく、秋には神秘的な朝霧の中でのキャンプを楽しめるシーズンとして知られている。
車中泊の拠点として充実しているのが道の駅「豊平どんぐり村」と「ふぉレスト君田」。どちらも150台規模の大型駐車場と温泉施設を完備し、「豊平」は龍頭の湯、「君田」は重曹泉の美人の湯として評判が高い。道の駅「湖畔の里福富」はリニューアル後にオートキャンプ場とRVパークを新設し、多様なニーズに対応している。
広島市から高速道路で1〜2時間以内に主要キャンプエリアが点在し、アクセスのしやすさもポイント。ベストシーズンは4〜10月で、秋の紅葉シーズン(10〜11月)は特に美しい。宮島・原爆ドームなど世界遺産と組み合わせた旅程を組むキャンパーも多く、歴史と自然を両立した広島ならではの充実した旅が楽しめる。
キャンプの食材として広島名物の牡蠣やもみじまんじゅうなど地元の味覚を活かしたキャンプ飯も広島キャンプならではの楽しみ方だ。