鹿児島県の野営・車中泊地
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鹿児島県の車中泊・キャンプ事情
鹿児島県は日本最南端の本土として、亜熱帯性の植生と活火山・桜島が共存する唯一無二のキャンプ環境を提供する。離島を含めると503の島々を擁し、屋久島・奄美大島という2つの世界自然遺産を持つほか、本土部でも霧島山系・開聞岳など個性豊かな自然が楽しめる。一つの県内でこれほど多様なアウトドア体験が可能な場所は、日本広しといえど他にない。
桜島は世界屈指の活火山であり、鹿児島市のすぐそばで常に噴煙を上げる。火山灰が降る中でのキャンプという稀有な体験ができる場所で、フェリーで錦江湾を渡る際に眺める桜島の雄姿は旅人の記憶に深く刻まれる。桜島の熔岩地帯を歩くトレッキングコースも整備されており、活火山の迫力を全身で感じられる。
霧島連山のふもとには温泉付きのキャンプ場が多く点在し、霧島神宮への参拝と温泉キャンプを組み合わせた旅行が人気。えびの高原(宮崎県境)の池めぐりコースは高山植物の宝庫で、ミヤマキリシマが咲く5〜6月は絶景の中でのキャンプが楽しめる。
指宿・枕崎エリアは開聞岳(薩摩富士、標高924m)を望む絶景ポイントが豊富で、砂むし温泉で有名な指宿では全身を温かい砂で包まれた後に星空の下でキャンプという究極の体験が可能。長崎鼻からの開聞岳と海の風景は九州随一と言われる。
屋久島は縄文杉で有名な世界自然遺産の島で、月のうち35日は雨が降ると形容される多雨の原生林の中でキャンプができる。奄美大島はマングローブ林・珊瑚礁・固有種の宝庫で、夏の海水浴とジャングル探訪を組み合わせたキャンプが楽しめる。黒豚・地鶏・薩摩揚げ・さつまいも焼酎など鹿児島グルメも旅の楽しみを彩る。ベストシーズンは本土が11月〜4月、離島は通年。交通アクセスは鹿児島中央駅(新幹線終点)・鹿児島空港が玄関口。国道10号・国道58号が本土部の主要幹線で、道の駅も充実している。屋久島・奄美へはフェリーと飛行機が運航。鶏飯(けいはん)・黒糖焼酎・さつまいもスイーツなど南九州ならではのグルメも旅の楽しみ。