高知県の野営・車中泊地
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高知県の車中泊・キャンプ事情
高知県は県土の80%以上が森林で覆われた、四国最大の自然の宝庫。四国山地が作り出す雄大な山岳地帯と、黒潮が流れる太平洋の豊かな海岸線という、スケールの大きな自然の中でのキャンプが高知の醍醐味だ。他の都市からのアクセスは必ずしも容易ではないが、それゆえに「来た者だけが知る」奥深い自然体験ができる特別な県だ。
山のフィールドで特に有名なのが四国カルスト。標高1,400mの高原に白い石灰岩が点在する非現実的な景観は、他の県では見られない唯一無二のもの。カルスト台地の麓にはキャンプ場が整備されており、雲上の大草原での一夜は一生の思い出になる。「ゆとりすとパークおおとよ」は雲海と満天の星空で知られる人気スポットで、秋から冬の早朝には眼下に広がる雲海が神秘的な光景を見せてくれる。コテージ・車中泊スペースも完備している。
川のフィールドでは、四万十川と仁淀川が双璧をなす。「最後の清流」と呼ばれる四万十川では、沈下橋越しに水面を眺めながらのキャンプが楽しめる。四万十オートキャンプ場「ウェル花夢」は川沿いの開放的なサイトが人気で、カヌー・釣りと組み合わせたアクティブなスタイルが定番。「仁淀ブルー」の仁淀川沿いにはスノーピークが手がける本格的なキャンプフィールドがあり、秘境感あふれる清流キャンプの拠点として高い人気を誇る。
海のフィールドでは、黒潮の影響でエメラルドグリーンに輝く太平洋が迫力満点。海際のオートキャンプ場「とまろっと」は太平洋目前の河原サイトで開放感が抜群。土佐清水のカツオの一本釣りなど豊かな海産物との出会いも高知ならではだ。
車中泊向けの道の駅も充実。「ゆすはら」「木の香」など温泉を併設した道の駅が多く、長距離ドライブの疲れを効果的に癒せる。ベストシーズンは4〜10月で、雲海・紅葉の9〜11月は特に見どころが多い。山越えルートを含めてドライブそのものが景色の連続で、移動も旅の醍醐味の一部となる。坂本龍馬を生んだ土佐の大地を巡るキャンプ旅は、歴史探訪と大自然を組み合わせた充実の体験になるはずだ。