長野県のスポット一覧
長野県の車中泊・キャンプ事情
長野県は、日本全国でもトップクラスの数を誇るキャンプ場を持つ、まさに「キャンプ王国」だ。北アルプス・南アルプス・八ヶ岳・浅間山と3,000m級の山々に四方を囲まれた内陸の県で、夏でも涼しい高原性の気候が最大の特徴。都市部の猛暑を避けた避暑キャンプの目的地として、首都圏・名古屋・大阪方面から多くの車旅人が訪れる。
エリアは大きく北信・東信・中信・南信の4つに分かれる。北信エリアでは飯綱高原や斑尾高原に高規格のオートキャンプ場が充実している。東信エリアでは八千穂高原の白樺林の中でのキャンプが人気で、佐久・小諸は中央道・上信越道の双方からアクセスしやすい。中信エリアは松本・安曇野が拠点となり、上高地へのゲートウェイとしての役割も果たす。南信エリアは伊那・飯田方面で、南アルプスを背景にした広大なサイトが多く、星空観測に最適な暗さを誇る場所が点在する。「星の森オートキャンプ場」(売木村、標高1,200m)は、南信の高原でキャンプを楽しめる施設だ。
国道19号・20号・153号などの幹線道路沿いには道の駅が多数あり、長距離ドライブの休憩地として機能している。宿泊目的の車内滞在は、公式に受入れを示す専用区画を選ぶ必要がある。
ベストシーズンは5月下旬〜10月頃。標高の高いキャンプ場では6〜8月が快適で、夜間は毛布が必要なほど冷え込む場所もある。秋の紅葉期(10月中旬〜11月上旬)は特に人気が高く、安曇野・蓼科・志賀高原の黄葉は見事だ。一方、通年営業のキャンプ場では冬キャンプも楽しめ、スキー場と組み合わせた雪中車旅も可能だ。
長野県へのアクセスは複数の高速道路が整備されており、中央自動車道(東京・名古屋方面)、長野自動車道・上信越自動車道(関東・関西方面)と、全方位からアクセスできる。広大な県であるため、目的エリアを絞ったプランニングが重要だ。