大分県の野営・車中泊地
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大分県の車中泊・キャンプ事情
大分県は「おんせん県おおいた」のキャッチフレーズが示す通り、全国屈指の温泉資源に恵まれたアウトドアの楽園だ。別府・由布院という国際的に有名な温泉地だけでなく、県内各所に温泉が湧出しており、キャンプ場や車中泊スポットの近くに温泉施設がある確率は全国でもトップクラスを誇る。「キャンプ後は温泉」という最高の組み合わせが当たり前のように実現できる県だ。
阿蘇くじゅう国立公園の大分側エリア(くじゅう連山・九重連山)は特に充実している。標高1000mを超える高原地帯に広がる大草原「長者原」・「タデ原湿原」(ラムサール条約登録湿地)は圧巻の景観を誇り、秋の紅葉シーズンは県内外から多くのキャンパーが訪れる。夏でも涼しい気候を活かした避暑キャンプは全国的に人気が高い。
やまなみハイウェイ(国道442号)は阿蘇〜由布院〜別府を結ぶ絶景ドライブルートで、沿道には雄大な草原・牧場・温泉施設が点在する。このルートをキャンプしながらゆっくり走破するスタイルは、キャンプツーリングを楽しむライダーや旅行者の定番コースとなっている。
海沿いには豊後水道に面した景勝地が点在し、臼杵・佐伯方面ではリアス式海岸の複雑な地形を活かしたキャンプ場が多い。臼杵の石仏群(国宝)は九州でも有数の仏教美術遺産で、車中泊しながらの史跡探訪に最適。国東半島は六郷満山文化という独自の山岳仏教文化が根付いており、石仏・磨崖仏を巡る旅とキャンプを組み合わせた旅が楽しめる。
ベストシーズンは春(由布岳の山焼き・ミヤマキリシマ)と秋(くじゅうの紅葉)。冬の別府温泉巡りをしながらの車中泊旅行も、温暖な気候を活かした贅沢なスタイルとして旅好きに支持されている。交通アクセスはJR日豊本線・大分空港が玄関口。国道10号沿いにはドライブ途中の道の駅も多い。関サバ・関アジ・豊後牛・かぼすなど大分の食材は全国的に評価が高く、食と温泉と自然の三拍子が揃う旅先として高い満足度を誇る。別府・由布院の観光地図と並行してキャンプ地図も参照したい。