佐賀県の野営・車中泊地
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佐賀県の車中泊・キャンプ事情
佐賀県は九州の中では面積が最小ながら、有明海・玄界灘という性格の全く異なる二つの海、背振山地・天山など山岳地帯、そして磁器の産地として世界的に名高い有田・伊万里・武雄という文化ゾーン、さらに吉野ヶ里遺跡という弥生時代最大規模の集落跡が一県内に凝縮された多様性豊かな土地だ。
唐津エリアは玄界灘に面した海岸線と清流が交差するキャンプの好適地だ。波戸岬は東松浦半島の最先端に位置し、玄界灘と唐津湾が交わるポイントとして独特の荒々しい海景観を誇る。波戸岬キャンプ場はダイビング・シュノーケリングの基地としても機能しており、透明度の高い海での海洋体験が楽しめる。虹の松原(日本三大松原のひとつ、約100万本の松)は唐津城と組み合わせると圧倒的な景観を見せる。
有明海沿岸は全国的にも珍しい最大7mに達する干満差と、干潟に生息するムツゴロウ・シオマネキ・トビハゼなど固有の生物が観察できる「宝の海」だ。鹿島の干潟周辺には道の駅「鹿島」があり、竹崎カニ・竹崎カキなど有明海の幸を楽しみながらの車中泊が旅行者に人気。嬉野温泉(日本三大美肌の湯のひとつ)・武雄温泉(楼門が重要文化財)は全国的に有名な名湯で、キャンプ後の入浴環境として申し分ない。
北山ダム周辺の「北山キャンプ場」は北部九州最大規模のキャンプ場として知られ、コテージ・バンガロー・オートサイト・テントサイトと多様なニーズに対応している。Wi-Fi完備で完全予約制のため家族連れから本格キャンパーまで幅広い層が利用する。有田焼・伊万里焼・唐津焼の窯元を巡る陶芸ドライブも旅の楽しみ。呼子のイカ活造り・松浦の子トビウオ・佐賀牛など個性的なグルメが旅を彩る。ベストシーズンは春(桜と遺跡)と秋(10月のバルーンフェスタ)。アクセスは佐賀空港・鳥栖・武雄温泉の各駅が玄関口。九州道・長崎道が通過する交通の要衝でもある。国道207号沿いに有明海を眺めながらのドライブが楽しめる。10月には「インターナショナルバルーンフェスタ」が開催され、熱気球が空を舞う光景とキャンプを組み合わせた旅が人気。佐賀牛は松坂牛・神戸牛と並ぶ高級和牛として名高い。