山梨県の野営・車中泊地
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山梨県の車中泊・キャンプ事情
山梨県は、首都圏から中央自動車道を使って約1.5〜2時間でアクセスできる、キャンプと車中泊の人気目的地だ。日本最高峰の富士山(標高3,776m)を間近に仰ぎながら過ごせる唯一無二の環境と、富士五湖の湖畔キャンプ、高原の清涼な空気が合わさって、年間を通じて多くの車旅人を引き寄せる。
最も人気が高いのは富士五湖エリアだ。富士河口湖・山中湖・精進湖・本栖湖・西湖の5つの湖がそれぞれ異なる魅力を持ち、富士山を望む湖畔のオートキャンプ場が数多く点在している。特に精進湖と本栖湖は逆さ富士が美しく、写真撮影目的のキャンパーにも重宝される。本栖湖は5,000円紙幣の裏面に描かれた富士山の構図でも知られる。
道志川エリアは山梨県東南部を流れる渓流沿いにキャンプ場が密集した、関東屈指のキャンプ銀座だ。東京から国道413号(道志みち)を1時間半ほどで到達でき、週末には多くのキャンパーが集まる。川遊び・渓流釣りとキャンプが一体になった環境が、ファミリー層に特に人気が高い。サイトによっては川に面した絶好のロケーションがあり、子どもを連れた車旅にも最適だ。
清里・八ヶ岳エリアは標高1,000〜1,400mの高原で、夏でも涼しい気候と八ヶ岳の雄大な稜線が魅力。牧場、ペンション、高原野菜の直売所が点在し、キャンプだけでなく観光とのパッケージ旅に向いている。
車中泊スポットとしては、道の駅「なるさわ」「朝霧高原」「富士吉田」などが代表的だ。標高約990mに位置する道の駅なるさわは富士山の絶景を望みながら宿泊でき、夏は平地より気温が低い。一部の道の駅は車中泊歓迎を明示しているため、事前に確認してから訪れたい。
ベストシーズンは春(4〜5月)の桜と富士山の競演、夏(7〜8月)の湖畔キャンプ、秋(9〜11月)の紅葉と幅広い。富士山の山開き期間(7月上旬〜9月上旬)は周辺道路が混雑するため、早朝出発や平日利用がおすすめだ。