富山県の野営・車中泊地
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富山県の車中泊・キャンプ事情
富山県は3000m級の立山連峰という険しい山岳地帯と、日本有数の透明度と豊富な魚種を誇る富山湾が隣接するという、地球上でも希少な自然環境が生み出す唯一無二のアウトドア環境を持つ。「立山黒部アルペンルート」は国際的な観光資源として知られるが、その周辺に広がる森林・湖・高原のキャンプ環境は、山好きのキャンパーにとってこの上ない楽園だ。
立山山麓から有峰湖(富山県最大の人造湖)にかけてのエリアは、後立山連峰・薬師岳・黒部五郎岳など3000m峰を望む絶景の中でキャンプが楽しめる。有峰林道(6月中旬〜11月上旬のみ通行可能)を通じてアクセスする有峰湖畔のキャンプ場は、紅葉シーズンの10月には周囲の山々が黄金色に染まる圧巻の景観を見せる。立山黒部アルペンルートへの玄関口・立山駅(ケーブルカー乗り場)近くにもキャンプ場があり、早朝の立山登山に備えた前泊利用が定番。
桂湖オートキャンプ場(南砺市)は世界遺産の合掌造り集落がある五箇山エリアに位置し、エメラルドグリーンに輝く湖畔でのキャンプは訪れた旅人を魅了する。五箇山・白川郷(岐阜県)の合掌造り集落を合わせて巡るルートは車中泊旅行者の定番コースとなっており、農家民宿での囲炉裏料理と野外キャンプの対比も旅の醍醐味だ。
富山湾は寒ブリ(12〜2月)・ホタルイカ(3〜5月)・白エビ・ます寿司など絶品の海産物で名高く、道の駅「ウェーブパークなめりかわ」(ホタルイカミュージアム併設)や道の駅「雨晴」(富山湾越しの立山連峰の絶景で有名)など沿岸の道の駅は車中泊旅行者の必訪スポットとなっている。ベストシーズンは7月〜9月の夏山シーズンと、3月〜5月のホタルイカ漁解禁期・雪の大谷ウォーク(4月〜6月上旬)の時期。アクセスは北陸新幹線・富山駅が玄関口。立山黒部アルペンルートへは富山地方鉄道で立山駅まで。有峰林道は自家用車でのみアクセス可能(事前確認必須)。ぶりしゃぶ・ますずし・富山ブラックラーメン・白えびかき揚げなど富山グルメは地元民の誇り。高岡銅器・井波彫刻など伝統工芸の産地としても知られ、工房見学と自然体験を組み合わせた旅が楽しめる。